ねがいのおりづるペラペラ
2023/JAGDA広島地区さま
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)広島地区さまからのお誘いで、2023年に初めて取り組む「小学校プロジェクト」にチームリーダーとして参加させていただきました。
このプロジェクトはJAGDAさまが毎年広島市に贈呈している「ヒロシマ・アピールズ」の普及を目的として、広島市立天満小学校5年生の皆さんに「ヒロシマ・アピールズ」ポスターを通じた平和学習として、ポスターから平和の考え方やビジョンの考え方を学んでいただき、さらにワークショップとして7つのチームに分かれ、絵本のストーリーや絵づくりを「平和の絵本づくりプロジェクト」として実施したものです。
私が担当させていただいたチームでは、今回の絵本が海外にも展開することを想定しているということを最初から少し意識していました。
最初のアイデア出しで挙がった、たくさんのキーワードを吟味する中で「海外では”おりづる”の折り方が分からない、どんな意味があるのか知らない」という方も多いのでは?という気づきに至り「”おりづる”を折ることの意味と、折り方を絵本で表すことができるのではないか」というアプローチで制作を進めした。
生徒のみなさんがおりづるを折る各段階で止めたカラフルな実物を、本人たちが描いたイラストと共に動きのあるレイアウトで散りばめ、楽しくおりづるを折る意義を伝えられる絵本が出来上がりました。
是非、世界中の方々に届いてほしいと願っています。
プロジェクトについてTBSニュースでご紹介いただきました。
以下、ニュースアーカイブへのリンクです。(ある程度の期間で配信が終了すると思われます)
平和の絵本づくりプロジェクトTBSアーカイブ